2014年から始まった新シリーズの最終章となる作品ですが、オファーを貰った時のお気持ちはいかがでしたか?
幼少期に夢中になって楽しんで、多大なる影響を受けた「美少女戦士セーラームーン」。しかも私自身のデビュー作品が2003年のTVドラマ「美少女戦士セーラームーン」のセーラーマーズ/火野レイなので、私の中では本当に特別な作品なんです。今でもドラマのキャストたちとは年に数回集まっていますし、かけがえのない仲間です。「美少女戦士セーラームーン」とはずっとともにいるような感覚があります。
今回のお話しいただいたときは、震えるくらいびっくりしました。作品が30周年かつ、TVドラマ「美少女戦士セーラームーン」そして私自身がデビュー20周年の節目。私にとっても思い入れがとてもある作品に、重要なキャラクターでオファーをいただいてとても嬉しい反面、「私でいいのかな?」と不安な気持ちもあって。私たちの中では、セーラームーン=沢井美優さんなんです。セーラームーンの未来の究極の姿、というセーラーコスモスを私が演じていいんだろうか?と悩んでしまったんです。けど、みんなに相談したら「私たちの中でこうやって劇場版に関われるのはすごく嬉しい。絶対にやってほしい。これがきっかけでいろんな人にTVドラマの方も知ってもらえたら嬉しいよね。」って背中を押して貰えて。なんだ、余計なこと考える必要なかったんだ、と。前向きに参加させていただくことができました。